幻像が2体 ページ11
『……何か、言いました?しのぶさん、急に頭を撫でたりして…』
不思議だった、口をパクパクさせるだけで、何も言わなかったから
当のしのぶさんは、目を見開いて驚いている
珍しかった
「…いえ、すみません……」
しのぶさんは謝って、私の手を引いた
「行きましょう、もうみなさん、お揃いですから」
と、言いながら
でも、ね
『まって、まだだよ?』
「え?しかし…」
『あの人が来てないですよ?』
その瞬間、ハッと口を手で覆うしのぶさん
どうしたんだろう、と普通に思った
だって、まだ十人しかいない
あと一人
私の一番の友達が来ていない
「その人は……「胡蝶、今はやめておけ」…冨岡さん…」
今度は、冨岡さんがこっちに来て、
「あいつは、今回欠席だ」
と言った
信じられなかった
なぜなら………、
.
.
その人は今、私の隣にいるから
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C.l.1(プロフ) - ありがとうございます!少しでも、楽しんでいただけるよう頑張ります! (2019年10月14日 4時) (レス) id: 466adf7600 (このIDを非表示/違反報告)
いなすら(プロフ) - あっめっちゃ好みに刺さりました...途中で「あの人」ちょっとだけ薄くなってたし...これからも楽しみにしてますね! (2019年10月14日 3時) (レス) id: 91f0a5b67d (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - コメ、ありがとうございます! (2019年10月10日 17時) (レス) id: 79e50a2542 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ3。(プロフ) - だ、誰なんだろう……わからん……好きです!!応援してます! (2019年10月10日 17時) (レス) id: 57e27a7918 (このIDを非表示/違反報告)
C.l.1(プロフ) - 私もあのアニメが懐かしく思えます。コメントありがとうございます! (2019年10月10日 6時) (レス) id: 79e50a2542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:C.l.1 | 作成日時:2019年10月9日 19時