治らない、直さない【鬼滅の刃】

幻像が３体 ページ12

今、来たのだろうか




大好きな親友が隣にいる








「A？」


「Aさん？」








二人の言葉に、ハッとして、そっちを向いた






『あっ、ごめん！揃ったし、行こう！』





あの人の手を取って二人の後を追った



二人が不自然な目を向けていた






私の手に集中して





私がまた、どうしたの？

と聞くと、





「いや、なんでもない」





とでも言うように、目をそらす








『なんなんだろうね？＿＿』








あの人と顔を見合わせて、自分の位置についた








「久しぶりー！大丈夫だった？」








今度の隣の蜜璃ちゃんが、話しかけてくれる


しのぶさんから言われたあの事だ








『うん…心配かけてごめんね。なんともないから！』





「よかった！」






ホッとしている蜜璃ちゃんは、本当に可愛いと思う

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