あのお館様と仮結婚しました【鬼滅の刃】

三の幕 ページ5

貴「か、か、耀哉さ、ん」





産「そんなに堅くならずに、もっと気軽に」





貴「か、………私の負けです」





産「何の賭け事もしていないよ？」







何で、あんなにスラスラと名前を呼べるものだろうか




……もう、お館様でよくない？







貴「お館様、でいいですか？」



産「夫婦なんだから、名前で呼ばなくては、ね？」






謎の威圧感もらいました

微笑みながら、謎の威圧感もらいました




あまねより怖いかもしれない








貴「うう……私、男の人を名前で呼んだことないんですよ」







前世では、この性格なのに、恥ずかしがり屋で男子は苗字でしか呼んでなかった







産「そうか……では少しずつでいいからね、Aに呼ばれる日を楽しみにしているよ」





貴(あっ、名前呼びは絶対なんだ)







お館様は納得してくれたけど、練習しなきゃダメだなこれ




私にはハードルの高いことだったけど、次の瞬間、お館様からもっとハードルの高いことを言われた







いや、飛びすぎじゃね？って思うくらい








産「あと、私たちの子供のことなのだが」





貴「ちょっとまってください」









この時代では当たり前のことなのか？

そうなのか？あまね

四の幕→←二の幕

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す