浪漫.36 ページ37
一階に降りるやいなや、まぁまぁな人数が溢れかえっていて驚く。
菱田と泉、あと藤田ならまだ合点はいく。
だが、何故川上と小泉までいるのか。
もっと言えば、もう一人 金髪のポニーテール美男子もこの部屋にいる。
おかしいだろう、どう考えても。
Aには、クエッションマークをうかべる事しか出来ない。
すると、森が一番最初に近づいてきてAの前髪を左手で抑えて顔を覗き込んできた。
「どこか痛い所、あとおかしいと感じる体の症状は?」と聞かれて、「特に無いです。」と告げる。
森「そうかそうか、君は随分と頑丈だねA。」
「よく言われます。」
泉「…ほんとに何もないんだよね?」
「当たり前でしょ。何、私がなんか隠してるように見えるわけ。」
泉「別にそういう訳じゃっ…ない、けど……。」
藤「おいA、あれほど心配をかけるなと俺は忠告したはずだ。説教が足りなかったか。」
「ふ、藤田さんっ!!わーっ!!藤田さーん!!」
藤「ふぐっ…、随分と元気は有り余っているようだな…。」
川「……アイツらのスキンシップの幅が分からん。」
小「おや奇遇ですねェ、私もです。」
「藤田さん藤田さん。私ね、物の怪と喋ったんですよ。いや喋ったと言ったら、梅雨さんが隣に居るからあれなんですけど…。」
藤田を目にするやいなや、ガバッ…とラグビー部さながらに抱きつきに行くA。
それに動じず呆れながらむにぃっ…とAの頬を引っ張って怒っているあたり、藤田もだいぶAに甘いらしい。
「いらいれすふじだざん。」
「お前が馬鹿な真似をしなければこんな事にならないだがな。」と、二人の空間になる部屋。
周りからは、どう見たってイチャついているようにしか見えない。
菱「……話進めてもいいですか。」
川「そうだな、後そろそろ離れろ。」
「ぎゃっ。」
首根っこを掴まれる姿は、まるで猫みたい。
.
151人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪路 - とっても面白いです!私は藤田さんファンなので、藤田さんとの絡みがたくさんあってすごく嬉しい( 〃▽〃)これからも更新頑張ってください!応援しています☆ (2019年7月28日 23時) (レス) id: c4ea89a33d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - とても面白いです…!! (2019年7月13日 9時) (レス) id: 3a593efc86 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - せりなさん» ありがとうございます〜!!!! (2019年7月6日 19時) (レス) id: 60c355a2ab (このIDを非表示/違反報告)
せりな(プロフ) - 面白いです! (2019年7月5日 8時) (レス) id: 9f79ffa67e (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - アミュレットさん» 私もです〜!我慢できずにとうとう夢小説に手を出してしまいました…笑 . 私鏡花ちゃんが好きなので、音二郎さんと取り合われるのが楽しすぎて…! (2019年4月19日 19時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ