浪漫.27 ページ28
あっけらかんとしているAに反して、｢うぇっ…｣と引き気味の泉。
二人でラムネを飲んでいるだけなのに、何がそんなに悪いのか。
引いている割には中々食い下がらない泉に、｢鏡花ちゃんもここ座ったら？｣と手招きする。
泉は、嫌々菱田の隣ではなくAの隣に座った。
これまた訳の分からない。
あれだけ引いておいて、座るのはAの隣か。
｢…？？;;｣と頭にクエッションマークを浮かべていると、泉はA達に話しかける。
泉｢で、白昼堂々 何やってんのさ。｣
｢そんなセッ…いやこの時代じゃ、秘メ事？みたいな言い方しなくたっ…｣
泉｢ｯアンタ馬鹿じゃないの？！！｣
菱｢君は羞恥って言葉を知らないわけ！？｣
｢うぉおっ…そんな大声で怒鳴らなくても…。｣
菱｢怒鳴ることだから。君本当に鳥頭でしょ。｣
泉｢何でこんな品のない女が魂依なんだ！考えられない！！｣
｢酷い言い様だなぁ。別に言葉にするくらいっ…
｢｢ダメなの！！！｣｣
…はーい。｣
流石にこれには気迫負け。
多分、現代の女子高生を見たら二人とも泡を吹いて卒倒するんじゃないかと思う。
｢なぁっ…？！｣｢……｣と顔を真っ赤にしたり真っ青にしたりして倒れる姿が簡単に想像できる。
ちょっと面白いかも…なんて頭で考える。
すると、｢で、これから二人でどこ行くのさ。｣とさっきのふてぶてしさが戻ってきたかのように泉が話を戻した。
それに対して、｢別に。この子が｢流行りの店だの何だの連れてってくれ｣って言ったから。｣と素っ気なく返す菱田。
そんなふたりを他所目に、ふと”屋茶会出”という文字を見つけるA。
茶屋、といえば普通のお茶菓子が出てくるお店だが、
出会茶屋となると、それこそさっき話題に出てきた秘め事をする場所…つまりラブホテルなるものに値する。
まぁそんなことAが知る由もない。
｢ねぇ私行きたい所出来たからさ、それ飲んだら来てよ。先行ってるね。｣
泉｢はっ、ちょ…？！｣
菱｢勝手に1人でうろちょろするなって…あぁもう……。｣
引っ掻き回され、
引っ掻き回して。
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雪路 - とっても面白いです！私は藤田さんファンなので、藤田さんとの絡みがたくさんあってすごく嬉しい( 〃▽〃)これからも更新頑張ってください！応援しています☆ (2019年7月28日 23時) (
レス) id: c4ea89a33d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - とても面白いです…！！ (2019年7月13日 9時) (レス) id: 3a593efc86 (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - せりなさん» ありがとうございます〜！！！！ (2019年7月6日 19時) (レス) id: 60c355a2ab (このIDを非表示/違反報告)
せりな(プロフ) - 面白いです！ (2019年7月5日 8時) (レス) id: 9f79ffa67e (このIDを非表示/違反報告)
み ゅ ー ぽ む 。(プロフ) - アミュレットさん» 私もです〜！我慢できずにとうとう夢小説に手を出してしまいました…笑 . 私鏡花ちゃんが好きなので、音二郎さんと取り合われるのが楽しすぎて…！ (2019年4月19日 19時) (レス) id: 8c1d057699 (このIDを非表示/違反報告)
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