お泊まり旅行は知っている２〜探偵チームKZ事件ノート〜

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ふわぁあ〜！んんー！おはよう！

時計を見るとまだ(もう？)5時だった。

顔とか洗って、髪の毛束ねて

とりあえず、お散歩でも行こうかな？

と思ったりしながら、誰かいるかな？って

リビングに顔を出すと…そこにはなんと！

美)「おはよう、アーヤ！」

小)「あ、アーヤ！おはよ！」

立)「おはよう！」

翼と小塚君がいたの！ルームメートだもんね、二人は！

立)「これからお散歩行こうかな？って思ってたけど、

　 良かったら二人も、一緒に行かない？」

小)「え！いいのっ！」

美)「丁度俺らも、行こうと思ってたトコ」

そうなんだね！

私たちのお散歩は、お家の周りを一周回るだけだったけど

空気が新鮮で澄んでいて、夏なのに涼しくて

色々な植物を教えてもらう、そんなひとときだった

帰ってきても、誰も起きて来なかった。

話を聞くと、黒木君も上杉君も

ルームメートが起きなかったから、

部屋から出て来なかったらしい。

上)「こいつの、寝相が悪くてさぁ！

　 ゴロゴロ転がってきやがって、

　 俺の布団を奪っていったんだ！勿論、取り返したけどな」

若武っぽいなぁ！

黒)「七鬼は静かに寝てくれてたよ、

　 朝が来てもぐっすりとね」

七)「うん！よく寝れた！」

忍っぽいなぁ！

小)「僕たち、平和だったよね」

美)「うん！朝も気持ちよく目覚められたし」

小塚君と翼っぽいなぁ！

皆、自分の性格がでてる！

小)「っていうかね、美門の寝顔が

　 天使みたいでね、僕、男の子か疑った！」

美貌だもん、翼は。

若)「写真撮った？」

小)「ううん、それで美門が起きたらかわいそうだから」

さすが、小塚君！優しすぎる！

若)「じゃあ…

　 今日の予定を発表するぞ！」

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