矢神と申す ページ2
タッ、タッ、タッ!
カツ…カツ…カツ…
私は中学一年生で、遅れ気味で登校してた。
だから足は自然と早足。
だから。
ドンっ!!
A「わっ!」
?「うおっ!」
ある人に、ぶつかった。
突然だったから、尻餅ついちゃう。
A「いた〜…って、ごめんなさいっ!」
自分のことより相手のこと。
これ、お父さんからの教え。
?「…おまえ、かわいいね」
は?
かわいい……
なんでかわいいと思う人に向かってお前なんだ?
びっくりして、言葉も出ない。
?「とりあえず、連絡先教えて?」
はあん?
こいつ、おかしい。
会ってすぐかわいいとか言うし。
ぶつかったのに、ごめんなさいもないし。
なのに連絡先教えてだあ?
ふざけんな。
誰が教えるか!!
A「無理です!」
ここはきっぱり断っとかないと。
これ、お母さんの教え。
ダダダダダダッ!
逃げるが勝ち。
だから逃げるよ。
足、早い。
体育5だもん。
ーこれが始まり。
現在高校2年生。
私のぱっと見の印象、普通。
相変わらず体育5。
頭もいい。
でも。
私は周りとはものすごくかけ離れている。
矢神。
この名字を聞けば、だいたいみんながこおる。
世界1のヤクザ軍であり、貿易を行う日本でも
知らないのはたった今生まれた赤ちゃんのみ。
そんな一族、矢神。
言ったよね?
私の名前。
矢神Aと申す。
そう、私は世界1のヤクザ軍矢神家の跡取り。
3000万を越す、私のお父さんの子分みたいな
ヤクザさんだちは"Aねぇさん"と私に
逆らえない。
と、言うよりなぜか懐いてくる。
この小娘1人倒せば、跡取りは自分になるかもなのに
なぜこのヤクザたちが私に逆らわないのか。
答えは簡単。
この組の中で
私が一番
強いから
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作者名:苺パンダ | 作成日時:2019年2月18日 0時