監督生を誰か止めてくれ!!『ツイステッドワンダーランド』

ヴィルと図書室とラプンツェル ページ6

No side


監督生｢夫は妖精のあまりに恐ろしい雰囲気に負けてしまい､その取引に応じてしまったのです｣

((((何やってんだよ父親ぁぁぁぁぁぁ!!!))))

(いくら相手が恐ろしかろうと守れよ!!!)

(自分の子供を売ってんじゃねぇぇぇぇ!!!)

監督生｢その後､夫婦の間に髪の長い美しい女の子､ラプンツェルが生まれます｣

ヴィル『……名前はそのままなのね』

(((確かに)))

(てっきり違うのになると思ってた)

(野菜がラプンツェルだったから)

(お腹すいた)←

監督生｢そして約束通り生まれたてのラプンツェルを妖精に渡してしまうのです｣

監督生｢12歳になったラプンツェルは､妖精によって森の奥にある､入口や階段もない高い塔に幽閉されてしまいます｣

ヴィル『(ここで塔が出て来るのね…)』

(ていうか今更だけど俺の知ってるラプンツェルと違う)

↑ほんとに今更だな

監督生｢妖精は塔の下から呼ぶと､ラプンツェルの長い金髪を窓から下に下げ､その髪をつたって妖精は登っていきました｣

ヴィル『(そういえば…魔女は出てこないのかしら)』

(魔女……結構好きだったのになぁ)

(もう少し先で魔女出てくるのか？)

監督生｢ある日､偶然森の中を歩いていた王子がラプンツェルを見つけます｣

(((王子ｷﾀｰﾟ+.ヽ(≧▽≦)ﾉ.+ﾟ)))←

監督生｢ラプンツェルが歌う美しい歌声に誘われてやってきたのでした｣

監督生｢しかし､入口のない塔にどうやって登ればいいのか分かりません｣

(((髪だよ!!!髪!!!)))

(さっさとラプンツェルの所に行けよぉぉ!!!)

(ラプンツェルはお前を待ってんだよ!!!)←待ってない

監督生｢王子は何度もラプンツェルの様子を見に来ていましたが、ある時妖精が彼女の髪をつたって塔を登るところを目にしたのです｣

(ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!)←

(ラプンツェルが待ってる!!!はよ!!はよ!!)

(お腹すいた)←お前はなんなんだよ

監督生｢妖精はいつものように『ラプンツェル!お前の髪をたらしておくれ』と叫びます｣

監督生｢ある日､王子は妖精と同じ呼び声をラプンツェルに呼びかけます｣

ヴィル『(……)』ｿﾜｿﾜ

(ヴィル先輩がｿﾜｿﾜしてる……)ｿﾜｿﾜ←お前もな

(ｿﾜｿﾜしてても美しい)ｿﾜｿﾜ

監督生｢すると､長い髪が下りてきたため､王子はその髪をつたって塔の中に入りました｣

『(((ｿﾜｿﾜ……ｿﾜｿﾜ)))』←もうなんかよくわかんくなってんやん

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