検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:21,194 hit

第9話 ページ10

今,灰崎祥吾と黒子テツヤは二人揃ってゲンドウポーズをしながら黒子家の部屋にいる
目の前には,教科書にワークの束

そう,誰もがぶち当たる人生最初の壁
高校受験勉強だ…!!

「テツ,テツの成績は?」

「中の中の中です,平均点バッチリです
そちらは?」

「昨日のテストで32位は取りました」

「そうですか…ですが怠ってはいけない」

「そうです,受験勉強は誰もがやるモノ,越される可能性が優にあります」

「…やりますか」

「ですね」

二人はシャーペンを持ち,取りかかった
だが勉強中はイライラが募りキレやすくなる
真っ黒子様も後の小悪魔もそれは同じだった

「なぜ合同条件を書くしかないんですか?そんなの見りゃわかるだろですよ」

「なんで大昔のことを一々復習するんでしょう
過去ではなく,未来を見つめましょうよ…!」

「実験なんてやらなくとも結果があればいいじゃないですか,静電気なんて将来使いますか?」

「大抵OKとNOで伝わるでしょう,トムは木下でリンゴを食べた,いや知らねーです」

愚痴り合いながら脳みそに詰め込んでいく
そして推薦で行ったキセキの世代の悪口に発展

「なんか,イグナイト直で食らわせたくなってきました,あのガングロと駄犬に」

「同じくです,知りませんけど」

「…今は耐えましょう,高校に行ったら,必ずキセキ打倒します絶対」

「キセキの世代の技全部奪えたらいいのに」

「…気分転換にバスケしますか?」

「はい,こればっかりはどうしようもない
ストレス発散したいでーす…」



ストバスにて
約一時間そこでボールを転がしていた
黒子はもう,ダウン済みだ
灰崎は一人ボールを持ってゴールを見つめる

「強奪も出来るなら,模倣も出来ると思うんですよ」

「唐突ですね」

「だって強奪はリズム狂わせるだけですよ?よゆーですよゆー」

「まぁしょーご君なら出来そうですが
いきなり技を変えるのは案外難しいんですよ?」

「それをやるんですよ,キセキの世代は強奪だけじゃ倒せない気がするんです,いや,実際倒せないでしょう,高校に行けば全中以上の力を持ってるはずです,対抗して俺は手数を増やします
俺も元はキセキの世代なんですよね?
なら大丈夫でしょう」

「しょーご君…」

「さてじゃあ逃避していた勉強に取り掛かりますか」

「それを言わないでくださいよ,せっかく忘れてたのに」

二人はボールを持って帰宅した

第10話→←第8話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
38人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

闇闇 - 祥吾くんがめちゃくちゃかわいい(o>ω<o)更新頑張って下さい♪続き気になってます♪ (2017年12月29日 16時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
やかん - 黒子のバスケ好きだから有難いです (2017年9月23日 16時) (レス) id: 99da8c7d2c (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!楽しみにしています!更新頑張って下さい! (2017年8月27日 16時) (レス) id: d25512cbcd (このIDを非表示/違反報告)
Reiran(プロフ) - おそらく漢字変換のミスだと思いますが、完全無欠の模擬ではなく完全無欠の模倣、模擬ではなく模倣だと思います。アレンジ等だったらごめんなさい (2017年4月8日 0時) (レス) id: d8d89cf29a (このIDを非表示/違反報告)
厳島LOVE - ヤバイ…祥吾君が可愛い!!可愛いすぎるよ祥吾君!! (2017年4月3日 0時) (レス) id: c62a106c71 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:問題児EX | 作成日時:2017年2月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。