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第28話 ページ29

「よっと」

「な,なんでここに?」

壇上から降りる黄瀬君
テツの隣にいるんですけど,黄瀬君の視線が痛い

「いや〜次のお相手誠凛って聞いて黒子っちが入ったの思い出して,挨拶に来たんスよ…中学のとき一番仲良かったしね」

「…普通でしたけど」

「ヒドっ!」

何言ってるんですかコイツは
中学の頃も今もテツと俺が一番仲良いですもん

テツもそう思ってくれるはず…多分

「黄瀬涼太…中学二年からバスケを始めるも,恵まれた体格とセンスで瞬く間に強豪帝光でレギュラー入り…他の四人と比べると経験値の浅さはあるが,急成長を続けるオールラウンダー…」

「中二から!?」

…まぁ確かに似たところはありますね
俺も実質バスケ始めたのは中学二年の後半ですし,身体が慣れていましたけど

一応俺もオールラウンダーですし

「ぁいや,その…大袈裟なんスよその記事,キセキの世代なんて呼ばれるのは嬉しいけどそのなかでも俺は一番下っ端ってことでスわ…だから黒子っちと俺はよくイビられたよなぁ」

「…僕は別になかったです」

「っあれ!俺だけっ?…っていうか気になるんスけど,なんでショーゴ君がいるんスか?」

すいません,そんな嫌悪感丸出しで言われると流石に俺も傷つきます

テツ,フォローしてください

袖を引っ張ってヘルプを要請した

「この子は僕の弟分ですから」

「…はぁ!?お,弟分…!?」

「ですよねしょーご君」

「あ,はい…というか他人に対して失礼ですね…いきなりそんな蔑んだ目で睨むとか…本当にこの人がキセキの世代なんですか?」

「しょーご君,お口ミッフィーですよ」

「…むぅ…」

頭をポフポフと撫でられてます
なんかテツ可愛いですね,手を伸ばしてるの

黄瀬君の嫌悪感は戸惑いに変わった

あり得ないものを見る目で俺を見ている

次の瞬間,テツが浚われた
正確に言えば肩を掴まれて黄瀬君の元に連れられた

コソコソとなんか話してる

「黒子っちあの人誰っスか…!?俺の知ってるウザくて憎たらしいショーゴ君じゃないんスけど…!?顔付きが優等生なんスけど…!?あとなんか身長ちっちゃいんスけど…!」

「正真正銘,しょーご君ですよ黄瀬君,可愛い可愛い僕の弟分です…まぁ色々と事情があるんですよ,機会があったら説明します…」

「…わ,わかったっス…」

「あの,お話終わりましたか?」

「はい,まぁしょーご君もそんな顔せずに」

俺はジト目で黄瀬君を見ていたのをテツに宥められた



そのとき突然,勢いよくボールが飛んできた

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闇闇 - 祥吾くんがめちゃくちゃかわいい(o>ω<o)更新頑張って下さい♪続き気になってます♪ (2017年12月29日 16時) (携帯から) (レス) id: 737802ebc6 (このIDを非表示/違反報告)
やかん - 黒子のバスケ好きだから有難いです (2017年9月23日 16時) (レス) id: 99da8c7d2c (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!楽しみにしています!更新頑張って下さい! (2017年8月27日 16時) (レス) id: d25512cbcd (このIDを非表示/違反報告)
Reiran(プロフ) - おそらく漢字変換のミスだと思いますが、完全無欠の模擬ではなく完全無欠の模倣、模擬ではなく模倣だと思います。アレンジ等だったらごめんなさい (2017年4月8日 0時) (レス) id: d8d89cf29a (このIDを非表示/違反報告)
厳島LOVE - ヤバイ…祥吾君が可愛い!!可愛いすぎるよ祥吾君!! (2017年4月3日 0時) (レス) id: c62a106c71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:問題児EX | 作成日時:2017年2月5日 13時

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