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次の敵を倒しに行こうとしていた瞬間だった。
「君は誰だ?」
赤と金の塗装がされたパワードスーツ。そして、この声。
『アイアンマン…………!?』
「知ってるのか、だが僕はあのデカ物を一撃で倒す奴なんざ、聞いたことがない。」
アイアンマン、中身を言うとトニースタークが空から降りてきた。
『あぁ……、私は……えー、あ、れ、レミリア。』
ちょっとテンパったので偽名を使った。さすがに、ここで本名を言うわけにはいかないだろう。
「そうか、レミリア。君は、仲間か?」
『え、えぇ、仲間です。』
「いろいろ、聞きたいことはあるがまずは一緒に来てくれ。」
『えぇ!?』
なぜかAは一瞬にして抱き上げられ、アイアンマンと一緒に空を飛んでいた。
しかし、後ろからもう一体のリヴァイアサンが追いかけてきている。
「あぁ……、バナーか。」
どうやらスタークはキャプテンと通信しているようだ。
「スーツを着ろって言え。愉快な仲間を連れてく。」
ビルの外壁を崩しながら、リヴァイアサンが追う。超低空飛行で、車や信号やらがなぎ倒されてしまっている。
そして、ハルクが受け止めた。
「そのまま。」
スタークが撃ちこみ、大きな音を立て倒れた。
アベンジャーズが、集結する。
*‖‖‖*
「その子は誰?」
「あぁ、仲間だ。名前はレミリア。」
『ど、どうも………。』
完全な場違いな感じがするが、とりあえず納得してくれたようだった。
「いろいろ話したいことはあるだろうが、今は協力してくれ。」
『はい。』
ナターシャが上を見上げる。
「見て。」
リヴァイアサンやチタウリたちがワームホールから湧き出ていた。
「どうするキャプテン。」
「いいか、みんな。通路が閉じるまで、敵を押しとどめろ。
バートン、屋上に行って上から見張れ。敵の位置を知らせろ。スターク、君は外側だ。3ブロックから外に出る奴は押し戻すか灰にしてやれ。」
「運んでくれ。」
「あぁ、飛ばすぞ、落ちるなよ。」
スタークがバートンを連れていった。
「ソー、あの通路を頼む。出てくる奴を君の雷でシビれさせてやれ。
ナターシャは僕とここで戦闘を続ける。
レミリアもここにいてくれ。
ハルク!」
キャプテンが人差し指を立てる。
「暴れろ。」
ハルクはニヤリ笑い、ビルの壁に上った。
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リディ - 琥珀さん» いえいえ、頑張ってくださいね。完結できるよう応援しています! (2021年9月9日 17時) (レス) id: c71ded7ec1 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - リディさん» ごめんなさい、初心者で……、気づきませんでした。読んで報告いただき、ありがとうございます。 (2021年9月9日 10時) (レス) id: 5521c486af (このIDを非表示/違反報告)
リディ - 現在更新されたところまで見させていただきました。アベンジャーズはあまり詳しくありませんが、頑張ってください!…それと、間違って打ちこまれてしまったのか、2ページの長官のセリフ「本部にだ」になってますよ。 (2021年9月8日 17時) (レス) id: c71ded7ec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年8月28日 19時