検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:82,297 hit

オンナノコは甘いお菓子で出来ている ページ2

「ねえ」
「あ、リドル寮長。どうしたんですか?」



この一言で、皆から見られる目も、生活も、日常が180度変わったと言っても過言じゃない
いや、間違いなくこのせいだ


リドル寮長のその小さな口から紡ぎ出された言葉は、



「君って、どんな味がするんだい?」

「はい?」



興味があるんだ、と彼は言う

思春期だから仕方がないのかもしれない、アッチ系じゃないとは脳内で把握していながらも表はパニック状態
寮長が何を言っているのかすらどこかに行ってしまいそうで



「ちょっ、リドルくん。どうしたの?」
「ね、熱でもあるんじゃないか?」
「そうですよ、おかしいです」



…何て、皆が心配してフォローしてくれるも



「君たちこそ、そんなに慌ててどうしたんだい? 食事なら静かに食事したまえ」



サッと、いつも通りの寮長
彼は私に向き直り、言った



「…オンナノコは甘いお菓子で出来ているって本当かい?」



「はあ?」
「え」
「……ああ…」



皆の煮え切らない反応

リドル寮長は思春期のうえ、まだまだ純粋らしかった






しかし、このあととんでもないことになるなんて思いもしない……
平和的に解決へと進むつもりだったのに……

華麗な逃走劇→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (222 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
666人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

青い夕日 - は?くそ可愛いんですけど。リドルくそ可愛いんですけど。え、好きです。 (2020年7月5日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
そらちゃんです!!(プロフ) - 面白いです! (2020年7月5日 14時) (レス) id: c4f3cb5b0b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マルオ崇拝者 | 作成日時:2020年7月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。