三十七 ページ39
小「昼は犬の話をずっとしてました。りりこちゃん、物知りなんですよ」
吉「犬?」
これか、彼女が吐いた皮肉とは。
また他にも、彼女の監視をしていた何人もの先生方が彼女に発見されたと言っていた。
忍術学園の先生方は皆プロの忍者だ。監視や尾行がバレるのは、生徒であれば無くもない話だ。
しかし先生方、いやプロの忍者はそもそも踏んできた場数が違う。だから気配の消し方や尾行に関しては並みの実力では無い。
よっぽどの者、例えばタソガレドキ忍軍の組頭レベルであればある話かも知れないが、素人の女の子に見抜かれるとは…
吉「彼女は一体、何者なんでしょうね」
その呟きを普通の意味でとらえた小松田くんは、笑顔で
小「きっと話せばわかりますよ!吉野先生も」
と助言してくれたのであった。
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まる(プロフ) - いおらんさん» ありがとうございます!コメントとても嬉しくて励みになります! (2019年8月2日 19時) (レス) id: 3f7caaff83 (このIDを非表示/違反報告)
いおらん(プロフ) - とても話が好みで楽しく読ませてもらってます(^^)更新頑張ってください! (2019年8月2日 12時) (レス) id: 60ac9a4c80 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 桜ノ夢さん» ありがとうございます!初めての作品なのでとても緊張しながら書いているのでとても嬉しいです。タイトルについてはこれからのストーリーをお楽しみにしていてください! (2018年11月18日 19時) (レス) id: 3f7caaff83 (このIDを非表示/違反報告)
桜ノ夢 - まるさん!この作品とても面白いですね!私、これ読んだ後、「ふぅ〜面白かった…な…え!?何この題名!?夢主消えるの!?」って思いましたから← (2018年11月13日 22時) (レス) id: 3556d0a5e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まる | 作成日時:2018年11月13日 21時