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「だから、私は何も知らないと言ってるじゃないか」
「で、ですが!貴方の周りにいる女子共が言うんです!治くんはカッコイイと!なぜですか!?」
逆になぜですか!?
放課になると必ずやってくるやつがれ君。
今日は口調を変えて疲れているというのに…
「あのね、その女の子が君をどう思ってるのかが問題だろう?君には君のいい所があるんだ。私を真似したところでその子は振り向いてはくれないと思うよ」
うっと言葉に詰まって唇を噛み締めている。
「ど、どうすれば…どうすれば貴方を超えられるんですか?」
「知らないよそんな事」
勘弁してよね。
大体、君は私よりも魅力的じゃないか。
勉強もできて、体は弱いものの運動も人よりはできる。
おまけに努力までしているんだ。
彼は私なんかよりよっぽど凄い人間だ。
「あ、あの…芥川さん?ですよね?」
と、そこにあの黄色い髪の女の子がやってきた。
あ、やつがれ君がショート寸前だ。
「じゃあ、私はこれで失礼するよー」
後からやつがれ君の声が聞こえたけどしらなーい。
「なぁ、ここ分かんねぇんだけど?」
「時計くらい読めるようになりなよ」
席につくなり教科書を見せてきた中也。
持っていた鉛筆を奪い取って説明していく。
「すげぇなぁ!サンキュな!」
「べ、別に…」
なんだこの気持ちは…!←
【おまけ】
〜やつがれ君と黄色の髪の女の子〜
「えっと、ひ、樋口と申しますっ」
「知っている」
「え!?知ってるんですか!?恥ずかしいですね…あはは」
恥ずかしそうに髪の毛を指に絡めつける姿に、やつがれ君はぼふっと頬を真っ赤に染めた。
「異能力を知っているか…?」
「異能力?」
小さく小首を傾げる樋口に、やつがれ君は異能力を発動した。
それに小さな悲鳴を上げる。
「怖いか…?」
「…全然!ちょっとビックリしただけです。それに、異能力って素敵じゃないですか」
ふわりと太陽のように微笑んだ樋口。
「おかしな奴だ…」
僅かに頬を緩ませたやつがれ君に樋口が息を飲んだ。
「(い、今の反則っ)」
この2人がお互いの気持ちに気づくのは、もう少しあとの話___。
ーー
果たして私は何を作りたかったんだろう(白目)
最近作者の戯言多いですね。
失礼しましたッ!!
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薫(プロフ) - 早速読みに行ってくる〜 (2017年3月11日 23時) (レス) id: da1d8c64e4 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 薫さん» 薫さんっ!ごめんなさい!!急な完結本当にごめんなさい(´;ω;`)次の作品は頑張らせてもらいます!!本当に最後までありがとうございました!! (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
天さん - みぃさん» 本当に唐突ですよね…(;´・ω・)ごめんなさい!!次のは頑張らせてもらいます!!ありがとうございました! (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 包帯無駄遣い装置×双黒(小)=嫁!さん» ありがとうございます!!(>_<)本当に皆様には謝罪の言葉しかありません!!次のは頑張りますので!ありがとうございました! (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
天さん - リオさん» ありがとうございます!(´;ω;`)次も頑張ります(`;ω;´)本当にありがとうございました! (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天さん | 作者ホームページ:http:/http://commu.nosv.org/p/tensan819
作成日時:2017年1月11日 21時