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治side
ー
「いってきまーす」
「いってきまーすっ!!」
『いってらっしゃーい』
「いってらっしゃい」
僕らは学校へ。
織田作はまだ学校の手続きとかが済んでないからお留守番。
中也と学校へ行くのは正直疲れる。
「あの帽子かっけぇ!!てめぇもそう思うだろ!?」
うるさい。耳痛いからちょっと黙っててくれないかな?
「あのさ、帽子は母さんに買ってもらったのあるでしょ?それでいいじゃん」
「新しい物は欲しくなんだろが」
いや、知らないよ。
頬を膨らました中也が足元の小石を蹴飛ばした。
そう。蹴飛ばしたのだ。
____バコンッ
「ちょ、待ってよ中也。小石から発せられたとは思えない音したんだけど?」
「やべぇ、異能力発動してたわ」
蹴飛ばした先にある自転車が自転車ではなくなっていた。
あれは……うん。ただのゴミだね
「急ごう。遅刻する」
「へいへい」
……これだから中也と行くのは嫌なんだ。
「あ、おはようございます!」
「おはよう敦くん」
「はよー敦」
登校の途中で中島敦くんと合流する。
車に引かれそうだった所を助けただけなんだが…なぜか敦くんは事あるごとに僕に話しかけるようになった。
友達少ないのかな…←
「治くん!今日ね、治くんに会いたいって人がいるんだ!」
そう言った敦くんの後から出てきたのは、黒い服の男の子。
見た目からして敦くんソックリだ。
「や、やつがれは芥川龍之介!貴方が太宰さんか?!」
「そうだけど…」
「ど、どうしたら女子から話しかけられますか!?」
え、
やつがれ君がチラッと見た先を見れば、黄色の髪の女の子が歩いていた。
あぁ、なるほど
「好きな子いるんだね」
僕がその子を目で追っていると気づいたのか、やつがれ君がその子を隠すように僕の前に立った。
「や、やつがれは断じてアイツが好きとかじゃなくて!!」
「はいはい。分かりやすい嫉妬はよしてよ」
もう、朝っぱらからうるさい…
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薫(プロフ) - 早速読みに行ってくる〜 (2017年3月11日 23時) (レス) id: da1d8c64e4 (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 薫さん» 薫さんっ!ごめんなさい!!急な完結本当にごめんなさい(´;ω;`)次の作品は頑張らせてもらいます!!本当に最後までありがとうございました!! (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
天さん - みぃさん» 本当に唐突ですよね…(;´・ω・)ごめんなさい!!次のは頑張らせてもらいます!!ありがとうございました! (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
天さん - 包帯無駄遣い装置×双黒(小)=嫁!さん» ありがとうございます!!(>_<)本当に皆様には謝罪の言葉しかありません!!次のは頑張りますので!ありがとうございました! (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
天さん - リオさん» ありがとうございます!(´;ω;`)次も頑張ります(`;ω;´)本当にありがとうございました! (2017年3月11日 9時) (レス) id: 6b9cd4fe2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天さん | 作者ホームページ:http:/http://commu.nosv.org/p/tensan819
作成日時:2017年1月11日 21時