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387． ページ38
音楽が鳴り、それぞれが踊り出す。
Aの周りにはダンスに誘おうと我先にと男共が押し寄せる。
すると、向こうでローグが一人でいるのを見かけAはそっちにむかった。
『ローグ』
ロ「Aさん？」
『一人なら一緒に踊らないか？』
ロ「え？俺なんかでいいんですか？」
『ほら、行くぞ』
Aはローグの返事を待たずにダンスの輪の中に入っていく。
ローグは頬を染めながら下を向いている。
『意外と上手だな』
ロ「でもあんまり慣れないな」
ス「あー！ローグずりぃぞ！俺もAさんと踊りたかった！」
ロ「うるさいぞスティング」
ﾚｸﾀｰ「いやぁ〜Aさんは実に罪な女性ですね〜」
ﾌﾛ「ローグ楽しそう！」
ローグは踊りの最中ずっとAから目を離すことができなかった。
いつもと違う雰囲気のAは、とても美しく儚げだった。
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年12月12日 18時
