アクノロギアが愛した娘6【FT】 (ページ1)

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そして夜になり、昼間のクロッカスとはまた別の穏やかな雰囲気が流れていた。

その時＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「喧嘩だー！」

ナ「お？祭りに喧嘩はつきものだな！」

ナツがその喧嘩の中心に入り込むと、そこには二人の青年が大勢のチンピラを倒していた。

二人の青年はナツに気がつくと、驚きの表情を浮かべる。

「ナツ・ドラグニル……！」

ナ「だれだ？」

「おいおい、セイバートゥースの双竜、スティングとローグを知らないのか？」

「フィオーレ最強のギルドの一角だぜ？」

ル「じゃあ、この人達が……」

ナ「セイバートゥースか……」

スティングがナツに近づいた。

ス「大魔闘演舞に出るって噂、本当だったんだ」

ナ「俺の事知ってんのか？」

ス「アクノロギア……」

ナ「っ！」

ス「ドラゴンを倒せなかったドラゴンスレイヤーだろ？」

ナ「クッ……」

ス「それってドラゴンスレイヤーの意味あんの？」

ナ「あ？」

ス「これでも昔は、あんたに憧れてたんだぜ

因みにこいつはガジルさん」

ロ「同じドラゴンスレイヤーとして気になっていただけだ」

ナ「ドラゴンスレイヤー！？お前等二人とも？」

ス「真のドラゴンスレイヤーって言ってくんねえかな？

俺たちなら、アクノロギアを倒せるよ」

『ほう…それは随分と大見得を切ったな』

民衆の中からAが姿を現した。