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「けどよ、帰れと言われてもねえ」
すると、エクシードの長老達が話し始めた。
「まだきちんと話していなかったですなぁ」
「これは6年前の話になります……」
「女王シャゴットには未来を見る力があるのはもうお話しましたね?
ある日……エクスタリアが落ちるという未来をシャゴットが予知したのです」
「今思えば、エドラスの魔力枯渇による自然落下だったのじゃが
当時は原因を人間の仕業だと思っていた」
「そして、我々には人間と戦う力はない。
だから子供達を逃がすことにした……」
ラッキー「逃がすだと?」
ハ「あれ?えっと……おじさんとおばさんの話しとなんか違うけど?」
「いかにも……」
「その計画はエクスタリアの民にも内密に行われました」
「そして女王は嘘を…異世界の怪物、ドラゴンスレイヤーを倒す為の作戦と公言したのじゃ…」
「女王に嘘を言わすのは心苦しかった……」
「やむを得なかった……」
「エクスタリアが地に落ちるなど、公表できるわけがなかったのでな…」
「もちろん、ドラゴンスレイヤーに恨みがあったわけではありません」
ウェ「わかってます!そういう設定が必要だったってことですよね?」
ル「それに、本当のことを言っていたらきっとパニックになっていたと思う」
グ「だな……」
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彼岸花 - やっと理想の夢主に会えました。嬉しいです。美人でクールな夢主最高です。更新楽しみに待っています。頑張ってください。 (2018年7月9日 0時) (レス) id: de119b5cb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年7月7日 23時