鬼の秘書〜番外編 ３〜【文スト】

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その翌日＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








Aはあれだけ飲んだにも拘わらず二日酔いにならず普通に仕事をしていた。








『皆さんおはようございます』








立「あ、姐さん！？；」









立原や樋口はAを見るとあからさまに吃驚する。








『？どうしたのですか？そんなお化けでも見たような顔をして』









そう、Aは昨日の記憶が一切ないのだ。









芥「Aさん、二日酔いなどは大丈夫ですか？；」









『えぇなんともないわ。また飲みに行きましょうね』









「「(断りたいいいい！；)」」









そしてその日からポートマフィアに新しいルールに、Aを酔っ払うまで飲ませるなというのが追加されたという。









物語に出てくる悪役は、大概酒飲みである。









合コンでも接待でも酒がなければ始らない。要するに理性を取っ払おうという訳だ。









つまり、酒は冷徹の反対側のようなものであるといえる。








酒は飲んでも飲まれるな＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









マフィアの冷徹な鬼も、こればっかりはどうしようもないということなのだろう。









『フフフ、今度は首領も一緒に行きましょうね』









森「いや、私は遠慮しておこうかな；」

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