１２６． ページ27
『何とか抜け出せましたね』
敦「どこに向かってるんですか？」
『敵の元ですよ』
敦「え！？」
『判っててついてきたんじゃなかったのですか？』
敦「僕はてっきり太宰さんを助けに行くものかと……」
『アレに助けは無用ですよ。あいつの頭の切れ具合は人智を超えている。
敵如き、パワー型の脳筋でない限り、太宰には手も足も出せない』
敦「(この人、太宰さんのことそこまで信用してるんだな……)」
その時、マンダレイの声が脳内でもう一度響いた。
ﾏﾝﾀﾞﾚｲ「敵の狙いの一つ、判明！狙いは生徒のかっちゃん！そして中原さん！
かっちゃんと中原さんはできるだけ戦闘は避けて！単独では動かないこと！
わかった？かっちゃん！中原さん！」
敦「Aさんが狙い……？」
敦がAの方を向くと、Aはこれまで以上に不適に笑みを浮かべていた。
『実に好都合ですね』
Aはそのまま森の中に足を踏み入れた。
敦「Aさん！本当に大丈夫なんですか？」
『私を心配するなんて、貴方本当にお人好しなんですね』
敦「だ、だって！貴方がいくら強くても、手練れ相手に一人はっ」
『一人ではありませんよ？』
Aはきょとんとした顔で云う。
敦「え？」
『貴方がいるじゃないですか』
そう微笑みながら云うと、Aの言葉に呆然としている敦を置いて先に進んでいった。
敦「ハッ！ま、待ってくださいよ！」
『遅れれば置いて行くと云いましたよ』
敦「初耳です！」
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ルナ(プロフ) - 質問をありがとうございました！ 更新楽しみに待っています！ (2018年12月15日 11時) (携帯から) (
レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ルナさん» そうですね。残念ながら今回はその予定はございません。質問ありがとうございます。 (2018年12月14日 23時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 質問です！ 『二人の英雄』は執筆しないのですか？ (2018年12月14日 21時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 凄いですね！ この後（あと）の続きが凄く気になりますッ！ ですが、体調には気を付けて下さい。 この頃急に寒くなってきたので…！ (2018年12月14日 20時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
ねむた。 - ああああああああっ続きが気になるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ (2018年12月11日 19時) (レス) id: d6d3f805be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年12月1日 20時
