１２５． ページ26
瓦斯の方は太宰に任せ、Aは先ず耳郎と葉隠を施設まで連れて行くことにした。
施設の明りが見えてくると、そこには相澤がいた。
『相澤先生』
相「中原か！無事で何よりだ。
その二人はどうした？」
『敵の有毒ガスで気絶しているところを発見し、ここまで連れてきました
今、その瓦斯は太宰……先生が対処しています』
相「そうか、わかった。
とりあえずその二人を中へ運ぼう」
相澤は耳郎を抱え、Aは葉隠を抱えて中に入った。
施設の中に入ると、補習組と先程施設に向かって逃げた敦達が居た。
敦「Aさん！無事だったんですね！」
切「先生！その二人、どうしたんですか！？」
切島や他の生徒達は耳郎と葉隠を見て目を見開いた。
相「敵の毒にやられた。中原が早急に対処したから命に別状は無いはずだが」
芦「よかった〜……」
『他の皆さんはまだここへは到着していないようですね』
相「御前等はそこにいろ！俺は生徒らを探してくる！」
そう云って相澤は施設を出て行った。
敦「Aさん、太宰さんはどこへ？」
『太宰は今瓦斯の発生源の元へ向かってもらっています』
敦「僕も何か出来ることが……」
その時、マンダレイの声が脳内に響く。
ﾏﾝﾀﾞﾚｲ「A組B組総員！プロヒーロー、イレイザーヘッドの名において戦闘を許可する！
繰り返す！A組B組総員！戦闘を許可する！」
『正式に許可も出たことですし、私は太宰の元へ戻ります』
敦「待ってください！いくら貴方でも無謀です！
敵の強さも把握していないのに」
『これは私の任務なのですよ。
獲物がのこのこと彼方から現われてくれた……
この好機を逃す莫迦が何処にいますか？』
敦「っ……それでも僕は貴方の監視役としてここに派遣されました。
どうしてもと云うのなら、僕もついていきます」
『フッ……好きにしてください』
Aはそう云うと、生徒達の目を盗んで敦と共に施設を抜け出した。
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ルナ(プロフ) - 質問をありがとうございました！ 更新楽しみに待っています！ (2018年12月15日 11時) (携帯から) (
レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ルナさん» そうですね。残念ながら今回はその予定はございません。質問ありがとうございます。 (2018年12月14日 23時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 質問です！ 『二人の英雄』は執筆しないのですか？ (2018年12月14日 21時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 凄いですね！ この後（あと）の続きが凄く気になりますッ！ ですが、体調には気を付けて下さい。 この頃急に寒くなってきたので…！ (2018年12月14日 20時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
ねむた。 - ああああああああっ続きが気になるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ (2018年12月11日 19時) (レス) id: d6d3f805be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年12月1日 20時
