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222. ページ23

外で待ち構えているポートマフィア幹部の中也に元に、通信が入る。




《探偵社社長の病室前に、護衛の異能者を確認。金髪の子供です》




中「(あの時の小僧か……奴には打撃攻撃が殆ど通らねぇ。いきなり鬼札を切ってきやがったな。



大方社長を逃がすための時間稼ぎだろうが……)」




《ほ……報告!子供だけではありません!



長身の男、虎の異能者……探偵社のほぼ全主力が病室を防衛しています!》




中「何!?(いきなり総力戦だと……!?)




こっちも主力で対抗する!包囲役の芥川と黒蜥蜴をこっちに寄越せ!」




そしてポートマフィアの主力メンバーと探偵社員が睨み合う。




中「順番に戦るか、それとも、全員一度に戦るか。



俺はどっちでもいいぜ」




『どっちもしない』




その瞬間、扉の前にいた探偵社員達が立体映像となって消えていく。




そしてそこに残ったのは、太宰の付き添いでその場にはいなかったAが立っていた。




中「!?手前、どっから入ってきやがった!」




『貴方たちが主力を集めた隙に裏口から入ってきただけ』




中「(あの僅かな時間で俺等より先に行動しただと……!?)」




『賢治君が壁を抜いて社長を運び出した。今頃、社長も社員も病院を脱出してる』




中「現像の異能者の力を吸い取ったってわけか……!」




芥「……包囲を欺いて社員を逃がすため、命を捨てて囮となったか」




芥川の言葉にAは両手をあげた。




『命は捨てない。乱歩さんからの言伝を預かっている』

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咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時

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