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バッと勢いよく振り返ると、そこには洗濯屋から出てくる目的の「黒髪の撫子」がいた。
花「うおぁわぇ!な、な、撫子じゃああ!」
樋「洗濯屋から出てきた!ではあれは先輩の衣類!?色々けしからん!
もはや恋文作戦など貴にならない!私が直接天誅を____!」
すると黒髪の撫子が此方に気付くと、一目散に走って逃げていった。
樋「逃げた!?おのれ、逃がすかっ!」
樋口も銃を片手に追いかける。
敦「この状況……拙いんじゃ」
花「……!」
国「おい花袋!?」
その瞬間花袋も走り出し、樋口が渡ろうとした信号機を自身の異能で操作する。
樋「何っ!?信号機が急に……」
樋口が突然信号機が変わったことに驚いていると、撫子は奥へと逃げていく。
樋「くそっ待て!」
花「撫子は儂が守る!」
樋「奴は私が仕留める!」
そしてこの先の袋小路まで走りぬけた瞬間、そこにいたのは_______
「あうぁうゎ……皆様、な、何故ここに!」
樋「その髪型と面頬……
銀……!?では貴方が芥川先輩の……!?」
先程まで追いかけていた黒髪の撫子とは、ポートマフィア黒蜥蜴十人長の銀だった。
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咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時