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探偵社に戻ったAは太宰と谷崎とを連れ、先程の場所まで連れていった。
先程の場所に戻ると、一同はその光景を見て驚愕する。
Aが探偵社に戻り、皆を連れてくるまで約10分で、ポートマフィアと探偵社、両方が瀕死になっていた。
『組合の連中かっ……』
谷「兎に角皆を運びましょう、帰って与謝野先生に治療してもらわないと」
太「組合……まさかこれほどとはね……」
Aと谷崎と太宰は、倒れて動けなくなっている国木田、賢治、敦を車に乗せた。
谷「太宰さん、Aさん、こいつ、ポートマフィアの幹部ですっ」
谷崎が倒れている紅葉を見て驚く。
『どうしますか、太宰さん』
太「貴重な捕虜だ。ついでに連れて帰ろう、何か貴重な情報を掴めるやもしれない」
谷「わかりました」
紅葉の手を拘束し、車に詰め込み探偵社に戻っていった。
気絶している敦を見て、Aは心配そうな顔をしている。
太「大丈夫だよAちゃん、与謝野先生がいる限り、敦君は死なない」
『私が心配なのは、その与謝野先生の治療なんですがね……』
谷「あぁ、敦君は初めてですもんね;」
『心苦しいけど、虎の超再生が発動されていないんじゃ仕方がないね』
Aは深い溜息をついて敦の頭を撫でた。
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華鈴 - 初めまして!題名に惹かれてやってきました!最初から見ましてけど、内容が分かりやすくて、読みやすいです(*`д´)b OK!頑張って下さい(。-`ω´-)ぅぃ (2018年8月10日 10時) (レス) id: c313831c97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月9日 14時