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106. ページ7

しばらく時間が過ぎた頃、国木田が突然立ち上がった。



『どうしましたか?』



国「娘の携帯に発信があった、チッポートマフィアがもう嗅ぎつけたか!


賢治!今動けるか?」



賢「大丈夫ですよ」



『国木田さん!私も行きます!』



国「しかしお前はっ」



『ポートマフィアに狙われていることは判っています。


けど、鏡花ちゃんが危ないなら、敦だって今頃!』



国「……わかった、行くぞ」



国木田と賢治とAは車に乗り込み、鏡花と敦のいる場所へと向かった。



向かった先は、近くの公園で、既に辺りにはポートマフィアの車が数台置かれていた。



いち早く車を降りたAは、走って駆け出す。



国「おい、待てA!」



国木田の言葉を無視し走った。



すると、向こうにはポートマフィアと思われる和装の女性と鏡花、そして黒服達が敦に向け銃を構えていた。



『敦!』



体を柔軟に捻らせ、黒服達を一撃で気絶させていく。



敦「ね、ぇさん……」



賢「頭を下げてくださーい!Aさん、危ないですよ〜」



その時、賢治がマフィアの車を一台放り投げてきた。



マフィア達はそれに驚いて退いていく。



その隙に敦に駆け寄るA。



『敦!酷い怪我……』



国「大丈夫か敦!」



敦「国木田さんまでっ、なぜここに?」



国「鏡花の携帯に着信があれば、信号を出すよう手を入れておいた。


立て、いつまで守られ役でいるつもりだ。タフネスが人虎の売りだろ!」



敦「!」

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華鈴 - 初めまして!題名に惹かれてやってきました!最初から見ましてけど、内容が分かりやすくて、読みやすいです(*`д´)b OK!頑張って下さい(。-`ω´-)ぅぃ (2018年8月10日 10時) (レス) id: c313831c97 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月9日 14時

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