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しばらく時間が過ぎた頃、国木田が突然立ち上がった。
『どうしましたか?』
国「娘の携帯に発信があった、チッポートマフィアがもう嗅ぎつけたか!
賢治!今動けるか?」
賢「大丈夫ですよ」
『国木田さん!私も行きます!』
国「しかしお前はっ」
『ポートマフィアに狙われていることは判っています。
けど、鏡花ちゃんが危ないなら、敦だって今頃!』
国「……わかった、行くぞ」
国木田と賢治とAは車に乗り込み、鏡花と敦のいる場所へと向かった。
向かった先は、近くの公園で、既に辺りにはポートマフィアの車が数台置かれていた。
いち早く車を降りたAは、走って駆け出す。
国「おい、待てA!」
国木田の言葉を無視し走った。
すると、向こうにはポートマフィアと思われる和装の女性と鏡花、そして黒服達が敦に向け銃を構えていた。
『敦!』
体を柔軟に捻らせ、黒服達を一撃で気絶させていく。
敦「ね、ぇさん……」
賢「頭を下げてくださーい!Aさん、危ないですよ〜」
その時、賢治がマフィアの車を一台放り投げてきた。
マフィア達はそれに驚いて退いていく。
その隙に敦に駆け寄るA。
『敦!酷い怪我……』
国「大丈夫か敦!」
敦「国木田さんまでっ、なぜここに?」
国「鏡花の携帯に着信があれば、信号を出すよう手を入れておいた。
立て、いつまで守られ役でいるつもりだ。タフネスが人虎の売りだろ!」
敦「!」
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華鈴 - 初めまして!題名に惹かれてやってきました!最初から見ましてけど、内容が分かりやすくて、読みやすいです(*`д´)b OK!頑張って下さい(。-`ω´-)ぅぃ (2018年8月10日 10時) (レス) id: c313831c97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月9日 14時