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紅葉が鏡花を連れ戻しにいったその夜、首領室ではテーブルいっぱいにケエキやら甘いものが沢山のっていた。
その全てがエリス嬢の為用意されたものだ。
Aはそのケーキの量よりかは、このケーキを買うために使った予算のことを心配し頭を抱えている。
森「ねえエリスちゃん……食べ過ぎは体によろしくないよ?」
首領も流石にこれはまずいと思ったのかエリスを止めに入る。
エ「なんで?甘いは正義」
森「そうだけどぉ……(Aちゃんの顔が青から白に変わっていってしまってるんだよね……)」
エ「前にリンタロウが買ってきたドレス、着てあげてもいい」
森「え!」
その瞬間、首領の顔つきが変わる。
『首領?』
森「おかわりいる?」
『首領!』
首領の手には新しいケエキが。
エリスを見て阿呆面になっている首領を見て、Aが後ろから圧をかけている。
その圧に耐えかねたのか、首領がAに謝る体制に入る。
森「いや、ごめんなさい…エリスちゃんがあまりにも可愛くて
い、いや、だからね?ほら……反省しているから、その金棒しまってくれないかな?」
『これ以上私の仕事を増やさないでください、いいですね?』
森「はい」
首領は仁王立ちで鬼の凶相で立っているAの前で正座をしていた。
これではどちらが上なのかわからない。
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月3日 22時