鬼の秘書三【文豪ストレイドックス】 (ページ49)

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１３５．ページ49

Aは途端に吐血する。

その血が中也に少しかかる。

中「なんで俺なんか助けた……！」

中也は今にも泣きそうな顔をしていた。

『私、やっと、理解した……』

中「？」

『私……中也がいないと……生きていけない……』

中「！」

Aのその言葉に中也は驚きを隠せない。

(俺なしじゃ生きていけないって言えるほど惚れさせてやるよ！)

中也がいつか云った事を思い出した。

中「そうか……そうだったのか……」

『だから……中也になにもなくて、よかった……』

中「俺もお前がいなきゃ生きていけねえんだ！だから死ぬな！A！」

Aはそのまま目を閉じて動かなくなってしまった。

中「おい、おいA！手前許さねえぞ！

俺が好きなら勝手に死んでんじゃねえ！起きろ！起きてくれ……！」

叫ぶ中也の肩に太宰が手を置き、中也を落ち着かせる。

太「中也……」

太宰の顔は今まで見たこともないような表情をしていた。

中「！……う、うぅ、ああああああああああああ！」

森の中で中也の泣き声だけが響いていたのだった＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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きりがいいのでここから続編に行きます！

主人公はどうなってしまうのか。

続編を楽しみにしててください！