検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:505,921 hit

92. ページ4

その時Aの携帯が鳴った。中也からだった。



『どうしたの』



中「片付いた」



『判った、すぐにそちらに向かいます』



電話を切って首領に伝える。



『首領、どうやら片がついたようです』



森「では行こうか、と、その前に」


首領とAは敦達に近づく。敦の隣には鏡花がいた。



森「それでは私達は失礼するよ」



『帰りは気をつけてくださいね』



敦「先程はアドバイス、ありがとうございました


そういえばお医者さんと教師なのですか?」



森「元医者だよ、今は小さな寄合の仕切り屋中年さ


彼女は私の補佐役だよ」



首領は話しを続ける。



森「……少年、どんな困難な戦局でも必ず理論的な最適解はある


混乱してヤケになりそうなときほど、それを忘れてはいけないよ」



『お仲間を助けた貴方ならきっとこの先も問題ないでしょう』



敦「はい!」



森「ではでは」



『”また”会いましょうね』



立ち去っていく首領とAとエリス。その背を見送る敦。



エリスを伴い、路地裏を歩く首領とA。



森「楽しい一時だった……


私も童心に返って、異能力で敵をばっさばさやっつけたくなったよ」



エ「中年には無理」



『首領ももう若くないのですから』



森「ひどーい



私はこれでも__________」



路地を抜けた先には君愛の一員、ジェームズの惨殺された姿があった。



それを取り囲んでいるのはポートマフィアの構成員と黒蜥蜴、梶井、そして中也。

93.→←91.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (245 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
592人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。