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Aは手紙をポートマフィア御用達の配達員に手紙を送らせた。
『手紙がつくころには芥川君も到着しているでしょう』
森「ありがとうね
我々は常に最適解をゆかなければならない」
その時、遠くの船着き場から爆発音のような音が聞こえた。
『始まったようですね』
森「くっく……さあ、戦争の始まりだよ」
首領は楽しそうに笑っている。
『首領の手紙から相手が察するに、こちらが大勢で奇襲を仕掛けてくると思っているのでしょうね』
森「絶対に勝てると高をくくる相手ほどたやすいものはないよ
前にも言っただろう。
確かに、組合の異能力者は脅威だ。うちの精鋭でも撃破は難しいだろうね」
『そういうことで、今一番うちでやる気に満ちあふれている芥川君を配置した
……ということですね』
森「やはり君とは気が合うよ、赤瀬君」
『芥川君の力は底知れないものがあります
それが誰の影響なのか、何を求めての力なのか……判りかねます』
その時、Aの携帯が鳴る。
『はい、赤瀬です』
中「俺だ」
『オレオレ詐欺ですか、上等です』
中「ちげーよ!!
……今から探偵社に乗り込む、準備は万端だろうな?」
『誰にものを言っているのかしら、さっさと行くわよ
外で待ってて』
電話を切り、首領に向き直る。
森「行くのかね?」
『はい、情報はすでに組合に渡っています』
森「ならいいよ、探偵社の社長によろしくね」
『かしこまりました』
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月3日 22時