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国木田がAを警戒しながらジッと見ている。









Aは薄く微笑み口を開いた。









『用事などありませんよ。偶々此処を通っただけですのでお気になさらず。









では私は帰らせてもらいます国木田先生』









Aは丁寧に会釈し国木田に背を向け帰っていった。









国「赤瀬A……貴様の本性をいつか暴いてやる」









国木田はそう云うと生徒会室に入っていった。









Aは校舎を出て門から出ようとした時、誰かに腕を掴まれた。









「久しぶりだなァ、A」









『やっぱり転校生って貴方のことだったのね________中也』









Aの腕を掴むこの男、中原中也はAの幼馴染みの一人。









中「相変わらず元気そうで安心したぜA」









中也はAに向け優しげな笑みでそう云った。









『どうせここに転校してきた理由、太宰なんでしょう?』









中「あぁ。今度こそアイツとケリをつけるためにな」









『そう。ほどほどにね。それじゃあ私はこれから用事があるから』









中「んだよ折角久しぶりに会えたのに」









『どうせこれからはずっと一緒にいるんだからいいじゃない。









じゃあまた明日ね』








Aはそう云うと中也に手を振りながら去っていった。

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みな - 更新待ってます。 (2019年8月14日 21時) (レス) id: cdcb3e59b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 003414aさん» そうですね。検討してみます! (2019年4月14日 15時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
003414a(プロフ) - お疲れ様です!(*>∇<)ノ第3シーズンが始まったので、この作品が終わった後で全然いいので、太宰さんと中也が15歳の時+夢主ちゃんの物語読んでみたいです!考えてみてくれませんかね?これからも頑張って下さい(●´ω`●) (2019年4月14日 15時) (レス) id: 484bf477b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2019年4月5日 20時

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