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太「ちょっと中也、その小さな手を離しなよ。君のそのゴリラみたいな握力で掴んだらAの細腕なんか一瞬で折れちゃうでしょ」
『(私はそこまで柔じゃない)』
中「手前こそさっさとその湿布くせぇ手を離せよ。Aに自 殺嗜癖が移ったらどうしてくれんだ」
『(移るわけないでしょう)』
Aはそこで一つ溜息を吐き立ち上がり、国木田のところまで歩いていった。
『国木田先生、私と太宰と中也の3人班でお願いします』
太、中「「A!?」」
国「お前達3人がか?大丈夫なのか……?;」
『心配いりませんよ。彼等の喧嘩を抑制できるのはこのクラスでは私だけですので』
Aはそう言うと自分の席に戻った。
中「おいA!なんで俺とこいつが同じ班なんだよ!?」
太「そうさ!私とAと不登校の山田君でいいじゃないか!」
中「ちげーよ!俺とAと不登校の山田だよ!」
『二人とも、お座り』
Aは背後にゴゴゴゴと出てきそうな勢いで二人を威圧した。
太宰と中也はそんなAを見て大人しく席についたが、未だに睨み合ったままだ。
『二人とも、当日も仲良くお願いしますね』
太「勿論だよA」
中「チッ……」
国「(本当に大丈夫なのだろうか……;)」
校外学習はどうなってしまうのか________波乱の予感_______
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みな - 更新待ってます。 (2019年8月14日 21時) (レス) id: cdcb3e59b3 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 003414aさん» そうですね。検討してみます! (2019年4月14日 15時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
003414a(プロフ) - お疲れ様です!(*>∇<)ノ第3シーズンが始まったので、この作品が終わった後で全然いいので、太宰さんと中也が15歳の時+夢主ちゃんの物語読んでみたいです!考えてみてくれませんかね?これからも頑張って下さい(●´ω`●) (2019年4月14日 15時) (レス) id: 484bf477b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2019年4月5日 20時