鬼の秘書〜番外編〜【文スト】

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首領室に戻ったA。








森「いや〜今年のエイプリルフールは愉しかったねエリスちゃん」








エ「もう二度としないわ」








森「私にデレデレなエリスちゃんも可愛いけど、やっぱりいつも通りのエリスちゃんが一番だよ〜！」








エ「あーもう寄るなリンタロウ！」









『首領、エリス嬢、お仕事の合間の休憩といたしましょう。








紅茶とお茶請けの饅頭を用意いたしましたので、どうぞお召し上がりください』








森「相変わらず気が利くねA君は。いただくとしようかな」








エ「いただきまーす！」








鴎外とエリスは、Aの用意した饅頭を一口食べたその瞬間＿＿＿＿＿＿








森、エ「「すっっっぱ！！？」」









『梶井特製、「１００％檸檬饅頭」です。クエン酸を多く含む饅頭ですので、お身体によろしいかと』








森「……A君、これは仕返しか何かかい？」








『さぁ……どうでしょうね』








エ「リンタロウ！お茶！早く！！」








こうしてAのエイプリルフールは終了したのだった。









立「ん？この饅頭誰のだ？」








樋「先程Aさんが皆さんでどうぞと持ってきてくれたんです」








立「マジで！姐さんも粋な事するじゃねーか！いっただき〜……







……すっっっっぱ！？？なんじゃこれえええ！？」








『フフフ、来年はどうしましょうかね〜』

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