鬼の秘書〜番外編〜【文スト】

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「貴様の事は部下に調べさせた。ポートマフィアナンバー２の鬼補佐官。








真逆こんな若い小娘だったとは驚いたがな」








『組織の長が異能力者……もう少し念入りに調べておけばよかったですねっ……』








Aは余裕そうな笑みを浮かべるも、体は一層熱くなるばかり。








『っ……』







「私の異能は、人間の色々な感覚を底上げすることができる力だ。そして今、貴様は性感帯がそこあげされている。







どうだ？苦しいか？人間は欲には逆らえない生き物だからな。








折角のクリスマスだ。私も少し楽しんでからじっくりお前を殺してやるとしよう」








男がAの下着に手をかける。着ていたドレスなど最早何の機能も果たさないただの布きれと化している。








Aは体の熱でもはやまともに話す事もできない状態だった。








『はぁ、はぁ、はぁ……ァッ』








多少の喘ぎ声と共に、男の汚らしい手が体を這う。








『(い、いや……誰かっ、助けをっ……)』









その時だった＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









男の手の動きが止まった瞬間、生暖かい液がAの頬にかかった。








恐る恐る目を開ける。Aはその光景に目を見開いた。








＿＿＿＿＿＿＿その男は首がなくなっていた。頬についていたのは、その男の血液だった。

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