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42. ページ43

『到着しましたよ。ここが司令室です』








司令室には既に特務課の部下達が配置されており、皆はAに頭を軽く下げた。









そして部下の一人がAに耳打ちした。








『……そうですか、わかりました。








太宰さん、探偵社の方が到着したようです。








念のため、私が監視させていただきますのであしからず』








太「そう、ならば……作戦開始といこうか」









太宰は口元を歪ませながらそう云った。









太宰は無線を繋ぐと、声が入ってくる。









《太宰さん、潜入しました》









無線からは探偵社の虎の異能者、中島敦の声がした。








太宰の話によると、組合は地上での総攻撃を計画中らしく、その隙を突いて手薄な空中要塞「白鯨」に潜入し管制を奪うことが今回の作戦らしい。









太「中の様子は?」








敦《静かです。誰も居ません……妙です。皆何処に……》









《殆どが脱出した》








敦の声でない者の声がインカムを通して聞こえてきた。恐らく組合の者だろう。









ハーマン《残った僅かな人員も次の輸送便で白鯨を離れる。







何故か分るか小僧?







”終わり”だからだ、この戦争のな。次の一撃で組合の敵は全て灰となる。







______この白鯨と共に》









Aはハーマンの言葉に何かを察したのか眉間に皺がよせられた。

43.→←41.



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琉亜 - ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁかわいいいいい文豪さん達が尊い作者さん神だぁぁぁぁ (2023年2月24日 1時) (レス) @page7 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
りんね - 絵がとても綺麗ですね(^◇^) (2019年4月3日 14時) (レス) id: a9ff31e180 (このIDを非表示/違反報告)
みそしる大臣 - その画力と文才と安吾愛を分けてくれ(涙) (2019年3月31日 3時) (レス) id: 487407bef1 (このIDを非表示/違反報告)
やまもとぉ - 安吾さん好きだったんでこの小説見つけた時はめっちゃ嬉しかったです。安吾さんみたいな硬派メガネ男子大好き結婚しよ))) (2018年12月16日 9時) (レス) id: f5d8616f56 (このIDを非表示/違反報告)
鬼姫海咲(プロフ) - 作者様のせいで安吾推しになってしまいました……ありがとうございました…(’-’*)♪ (2018年12月16日 1時) (レス) id: 0bc1c5e779 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年12月8日 22時

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