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化け物を目の前に、中也は手袋を外しだす。
中「汝、陰鬱なる汚濁の許容よ……更めてわれを目ざますことなかれ______」
その瞬間、中也の体には異能痕が走り、その周りは凄まじい重力の圧を感じさせた。
中也は獣のような雄叫びをあげ、咆哮一声、化け物に向かっていった。
Aは中也のその人間とは思えない凄まじい力に圧倒されていた。
『あ奴は一体、何者なんだ……?』
太「あれは汚濁。中也の異能の本来の姿だよ。
だが、自分では制御が効かないので死ぬまで暴れ続ける。
その為の
鏡「凄い……」
敦「化け物が少し怯んでいる……?」
化け物は中也の攻撃によって容赦なく体を削られていき、本体もその早さには追いつくことが困難になっている。
中「ぅおらああああああぁぁぁぁ!!」
中也が化け物と同じくらいの圧力弾を化け物に向け落とした。
すると、化け物は跡形もなく消えた。
中「ぁぁぁぁあああああああ!!」
敦「見えた!本体だ!」
太「いけ敦君!壊すんだ!」
太宰の合図で、敦は異能で虎に変化する。
そして_________
敦「これで終わりだあああぁぁぁぁ!!」
虎の爪は、化け物の本体を跡形もなく粉々にした。
『やったのか……?』
いつの間にか中也も太宰に触れられ、正気を取り戻していた。
周辺の黒い霧が徐々に晴れていく________
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長い夜の紅茶 - 面白かったです次の更新を楽しみにしています.応援しています! (2018年10月20日 16時) (レス) id: 26180cce76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年10月19日 17時