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太宰以外の一同は、中也の登場に驚いていた。
敦「ポートマフィア!」
鏡「中原中也……」
警戒する鏡花と敦。それとは裏腹に何も反応を見せないA。
太「社長が云ってた助っ人ってのは、やはり君だったか。
だから遣る気が起きなかったのだよね」
中「俺だって不本意だわ。なんで俺が手前なんかと……」
太「まぁ仕方が無い。だがこれでカードは揃った。
さぁ、レッツ化け物退治と行こうじゃないか」
『待て、お主等』
Aが立ち上がると太宰達の行く手を阻んだ。
『本気か?あの化け物は人知を超えた存在。
人間がどう足掻こうが、あの化け物は進撃を続ける。
この中の一人が死んでもおかしくはないのだぞ』
Aの言葉に、中也が口を開いた。
中「誰だか知らねえがな、少なくとも俺は命を捨てる覚悟で毎日生きてんだ。
それに、あんな化け物に俺たちの商売場を消されてたまるかってんだ。
だから俺は行く。行かせてもらうぞ」
中也はAの横を取り過ぎ頂上へと昇っていった。
太「やれやれ、これだから能なしは手がかかるよ」
敦「Aさん、僕たちも同じです。
この横浜を守りたい。僕たちの大好きなこの街を」
そして敦達も行ってしまい、Aはその場に一人になった。
『……愚か者共め…』
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長い夜の紅茶 - 面白かったです次の更新を楽しみにしています.応援しています! (2018年10月20日 16時) (レス) id: 26180cce76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年10月19日 17時