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16. ページ17

敦「混沌……消えるってそんな……」







鏡「本当に止める方法はないの?」








『さっきも云っただろう。アレは化け物だ。化け物を倒すことが出来るのは人間じゃない。






神か、同じく化け物かの二択だ。






我はそのどちらにもなれなかった半端物……






我に出来ることは、ここで横浜の終焉を見届けることだけさ』








Aが自虐的に笑うと、太宰が突然笑みを浮かべた。








太「神か化け物……この二つの存在を私は知っているよ。






最も、同一人物なのだけどね」








敦「太宰さん?」







『何を云っておるのだお前は』








太「直ぐにわかりますよ」








その時、山を高速で駆け上ってくるエンジン音のような音が聞こえてきた。








鏡「誰か来る……」








そしてエンジンの音がピタリと止むと、A達の目の前には誰かが立っていた。








黒帽子が特徴的で、帽子から出ている茶色い髪が風に靡く。








バイクに乗ってきたその男は、太宰と睨み合っていた。








?「最初に云っとくがな、俺は首領の命令で来ただけだからな」








太「相変わらず悪趣味なバイクに乗っているじゃないか、中也」








その男は、ポートマフィア五大幹部の一人、中原中也だった。

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長い夜の紅茶 - 面白かったです次の更新を楽しみにしています.応援しています! (2018年10月20日 16時) (レス) id: 26180cce76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年10月19日 17時

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