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森の中を走ること数分______トラックが目的の場所に辿りついた。
国「着いたぞ」
外を見れば、武装した男達が炭鉱跡の入口に数十名いた。
敦「凄い数の見張りが……」
太「全員音声無線持ちだ。戦えば敵本部が気付く。
その上生体信号まで一分毎に本部に送信している。入口の感知器は谷崎君の幻像異能対策だ。
一つでも反応すれば……敵首魁は逃走、捕縛の好機は二度と来ない」
つまりは見張りを斃すどころか、緊張させてもいけないということだ。
その時、トラックの扉がバタンと閉まる音がした。見れば、芥川が車から降りていた。
敦「!おい、芥川……」
芥「人虎、二点のみ記憶せよ。
遅れれば捨て置く、邪魔すれば殺す。善いな」
その瞬間、芥川は異能で自身を持ち上げて見張りの上を跨いでいった。
敵には誰一人見つかることはなかった。
太「あ、置いてかれた」
敦「あ!しまった!」
敦もトラックから降り急いで芥川の後を追う。
敦「僕も行ってきます!」
国「だが敦、お前、如何やって___」
その瞬間、敦は異能で手足を虎化し、そのまま脚力だけで見張りの上を飛び芥川の真後ろに飛び降りた。
『虎の脚力加速で感知器どころか見張りの目すら「抜いた」……』
国「敦の奴、いつの間にあれ程の」
太「さて……我々も負けてはいられない」
『そうね。ここで全てを終わらせる』
Aと太宰の瞳が重なり、二人は口角をあげた。
『「経始めようか」』
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紫陽花(プロフ) - みゃるらさん» ご指摘ありがとうございます。タダのミスですね。訂正させていただきました。 (2018年10月31日 18時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
みゃるら(プロフ) - 続編おめでとうございます。あの、49で芥川が芥川って呼んでるのは間違いですか? (2018年10月31日 17時) (レス) id: b7be159c7f (このIDを非表示/違反報告)
aka - 「鬼の秘書」の続編が見れて凄く嬉しいですっ!紫陽花さんの作品の中で一番好きな作品なので初めて見た時叫び声をあげてしまったぐらいです←これからも無理しない程度で頑張ってください! (2018年10月19日 20時) (レス) id: 1a952e2678 (このIDを非表示/違反報告)
♪美桜♪ - 続編が見れて凄く嬉しいです!これからも更新頑張ってください!応援しています! (2018年10月19日 15時) (レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
nir(プロフ) - うわぁ!続編だぁ!今週休みがない代わりにこれで疲れが取れます!ありがとうございます! (2018年10月18日 20時) (レス) id: f5c5084d90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年10月18日 12時