21. ページ22
街を当てもなく歩いているフョードルとA。
意外と人通りは少なく、横切る店のディスプレイを見ては通り過ぎるの繰り返しだ。
しばらく歩き進めていると、海の見える公園に辿りついた。
フョ「少し休憩しませんか?久々に歩いたので疲れました」
『ならあそこの木陰のベンチにでも座りましょう』
ベンチに座ったAとフョードルは、前を走る子供達を見ているだけで何も話さない。
フョ「平和な時の流れというものはあっというまに過ぎるものです」
『全くもってその通りだと思うわ。
……本当、昼間から物騒な国だこと』
Aとフョードルの頭に、後ろから何者かが拳銃を突き立てている。
「連れていけ」
無抵抗のAとフョードルを後ろから気絶させ、そのまま謎の男達によって運ばれていくAとフョードル。
「……任務完了だ。今からそっちに連れていく」
《ご苦労様です、誘拐屋さん。報酬は部下に渡させますのでどうぞ貴方もご一緒に本部までお越しください》
電話の相手は通話を切り、誘拐屋と呼ばれた男は軽く舌打ちをして歩き出した。
269人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫好き - ドス君最高!!やっぱり最高( ̄▽ ̄)bグッ (2019年1月10日 1時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - ん〜地方にもよるかも知れませんが、ロシアンティーはジャムを舐めながら、お茶を飲むのが一般的ですよ。 (2018年9月17日 2時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ほるむさん» 構いませんよ!楽しみにしています! (2018年8月31日 8時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
ほるむ(プロフ) - 紫陽花さん» はい、ありがたき幸せです!外見はできるだけ設定に沿わせたいのですが、大した画力がないので保証は出来なくなってしまいますがお許しください…。 (2018年8月31日 8時) (レス) id: e99fd65880 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ほるむさん» ありがとうございます!お願いしてもよろしいでしょうか? (2018年8月31日 7時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月23日 18時