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Aが拠点に戻った後、太宰は携帯である人物に連絡をしていた。
太「…………うわ、なんで出るのさ。出なくてもよかったのに」
《手前から連絡してきといてその言い草はなんだァ?殺されてえのか》
太「君は相変わらず口が悪いね中也。あぁそうか、犬は吠えることしかできないんだっけ」
電話の相手は、嘗ての相棒である中原中也だった。
中《手前、次会ったら覚えとけ……冷やかしなら切るぞ、こちとら暇じゃねえんだ》
太「あっそ、好きにすれば。まぁ彼女の居場所が知りたくないのなら、だけど」
中《……話せ。あいつは今どこにいる》
中也の声は先程より声が低くなる。それと同時に焦っているようで若干声が震えて早口になっている。
太「はぁ……貸し一つだからね。
彼女に発信機をつけておいた。今は海に向かって歩いているみたいだよ」
中《そうか、わかった》
太「あ、ちょ……切れてるし。
どうせ、海に行ったって彼女がいるはずないのに。ま、いっか」
太宰は路地を出て喫茶処に戻っていった。
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猫好き - ドス君最高!!やっぱり最高( ̄▽ ̄)bグッ (2019年1月10日 1時) (レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ - ん〜地方にもよるかも知れませんが、ロシアンティーはジャムを舐めながら、お茶を飲むのが一般的ですよ。 (2018年9月17日 2時) (レス) id: dd9eae3b3c (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ほるむさん» 構いませんよ!楽しみにしています! (2018年8月31日 8時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
ほるむ(プロフ) - 紫陽花さん» はい、ありがたき幸せです!外見はできるだけ設定に沿わせたいのですが、大した画力がないので保証は出来なくなってしまいますがお許しください…。 (2018年8月31日 8時) (レス) id: e99fd65880 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - ほるむさん» ありがとうございます!お願いしてもよろしいでしょうか? (2018年8月31日 7時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月23日 18時