２５． ページ26
敦達を探偵社に連れて帰った後、Aは敦が心配で寝ないでずっと敦に寄り添っていた。
医務室の扉が開き、国木田が入ってくる。頭に眼鏡を乗せた状態で。
国「深田、お前はそろそろ休め。一晩中寝ていないだろ」
『いえ、大丈夫ですよこれくらい』
国「大丈夫なやつは目の下に隈なんぞ作ったりしない」
『本当に平気ですから、心配性ですね国木田さんは』
国「お前ほどじゃない」
国木田はAの隣に椅子を持ってきて、同じように敦に寄り添う。
『(敦……私が傍にいるにも関わらず、また助けられなかった)』
国「そういえば、なぜポートマフィアは小僧を狙った？」
Aは先程芥川の云っていた事を思い出す。
『敦君には、闇市で七十億の懸賞金が懸けられているようで、マフィアはそれを狙っているようです』
国「七十億！？それはまた随分と……」
『近々、マフィアが襲撃に来るでしょうね……』
国「あぁ……最悪の場合の事も想定しないといけないな」
国木田は手帳を読み返していた。
その手帳、反対ですよ……とは真剣な顔をしている国木田には言い出せなかった。
その時、敦の目が開かれる。
敦「ここは……」
国「気付いたか。全くこの忙しい時に……」
『よかった……目を覚ましてくれて……これで、ひと、あん、し、ん……スゥ……』
Aは眠気に限界が来ていたのか、そのまま敦の寝ている布団に頭を乗せ眠ってしまった。
国「全く……だから寝ろと云ったのだ」
国木田はAを抱きかかえ、隣のベットに寝かせた。
Aに布団を優しくかけるその姿は、まさしくお母さんだった。
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東湖(プロフ) - 太宰さんの、汚すのは私の役目だってやばいですね！！ (2020年1月5日 21時) (
レス) id: 5739d3a9ab (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 闇雲?瑠璃さん» ありがとうございます！これからも頑張って更新しますので応援よろしくお願いします！ (2018年10月26日 22時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
闇雲?瑠璃(プロフ) - 紫陽花さん» 全然オ−ケ−です！感激して頂いて感激です(*´▽｀*) (2018年10月26日 21時) (レス) id: 92f83285a3 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 闇雲?瑠璃さん» 予想以上で感激です！素敵な絵絵をありがとうございました！こちらは作品内での公開はOKでしょうか？ (2018年10月26日 21時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
闇雲?瑠璃(プロフ) - 紫陽花さん» できましたURLはこちらから(image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/1/3/5/1358575d54ad009832c2dda94fa8d63c.jpg) (2018年10月26日 17時) (レス) id: 92f83285a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年8月2日 22時
