１１． ページ12
それから、賢治君がやってきて、入社試験についての話し合いは白熱の一途を辿った。
谷崎の妹のナオミも加わり、いろんな案が出された。
乱歩さんは面倒だと云って帰っていった。
そして今、谷崎と国木田が席を外している。
太「うふふ、なんだか楽しくなってきたねえ」
『そうでしょうか。全く話し合いが進んでいないように思えますが……ふわぁ』
Aは眠いのか、欠伸が漏れてしまう。
太「眠いのかい？少し寝ていて構わないよ」
『お言葉に甘えさせていただきます……』
Aは机に突っ伏し、スースーと寝息をたてて眠ってしまった。
そこにすかさず太宰が携帯のカメラでAの寝顔を連射しているのを、与謝野は白い目で見ていた。
眠りについたAは夢を見ていた。
大人の男女が、一人の幼い少年をどこかに連れていく。少年が泣いている姿を、遠くから少女が何も云わずに見ている。
少年が古い建物の中に入っていき、男女が幼い少女に言った。
「さあ、家に帰ろう」
幼い少女はその大人の男女に手を引かれ、その建物から遠ざかっていく。
後ろの方で少年の声が響いた。
「お姉ちゃん！お姉ちゃーーーん！置いてかないでー！」
少女は耳を塞ぎ、涙をこらえて男女と共に家に帰った。
ごめん……ごめんよ__________
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東湖(プロフ) - 太宰さんの、汚すのは私の役目だってやばいですね！！ (2020年1月5日 21時) (
レス) id: 5739d3a9ab (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 闇雲?瑠璃さん» ありがとうございます！これからも頑張って更新しますので応援よろしくお願いします！ (2018年10月26日 22時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
闇雲?瑠璃(プロフ) - 紫陽花さん» 全然オ−ケ−です！感激して頂いて感激です(*´▽｀*) (2018年10月26日 21時) (レス) id: 92f83285a3 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 闇雲?瑠璃さん» 予想以上で感激です！素敵な絵絵をありがとうございました！こちらは作品内での公開はOKでしょうか？ (2018年10月26日 21時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
闇雲?瑠璃(プロフ) - 紫陽花さん» できましたURLはこちらから(image:http://uranai.nosv.org/uploader/common/1/3/5/1358575d54ad009832c2dda94fa8d63c.jpg) (2018年10月26日 17時) (レス) id: 92f83285a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年8月2日 22時
