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この時Aは自分の行動に後悔した。
Aの背中が壁につき、もう後ろに行くことが出来ない。
『!』
その時太宰の手がAの顔の横に置かれた。
太「男の部屋にそんな姿で単独でくるなんて、誘っているとしか思えないのだけど」
『最初からこの状況が_______』
その時Aの口が太宰の唇によって塞がれた。
太宰に触れたことでAの猫耳や尻尾は消えてなくなった。
しかし太宰は一向に唇を離そうとはしない。
『だ、ざい……』
太「黙って」
太宰はAの両手を頭の上で拘束し、Aの首筋を舐める。
『ひぁっ……やめ、て』
太「もうこのまま私のものになってしまえばいいのに……」
『ば、か!やめなさいって……』
どんどんヒートアップしていく太宰に抵抗しようとしたとき____
国「だざーい!!貴様いい加減に出社しないか!!」
下の方から国木田の怒鳴り声が聞こえてきた。
太「ちぇ、良い雰囲気が台無しだよ
でも、異能は解けたみたいだね」
Aは顔を赤くしながら部屋を出ようとした。
玄関の前で立ち止まり太宰に振り返る。
『この女の敵が……』
太「あはは、酷いなぁ」
『ふんっ』
Aは部屋を出て帰っていった。
下で怒鳴っていた国木田は太宰の部屋から出てきたAの赤くなった顔を見て、そのあと太宰をボコボコにしてから太宰に出社させた。
国「貴様は女性なら誰彼構わないのかこの唐変木!」
太「いやだなぁ国木田君〜私は何にもしていないよ〜」
国「言い訳は無用だ!今日という今日は貴様をしごいてやる!」
太宰は引きずられていった。
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アニフゥ - 紫陽花さん» ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年7月6日 20時) (レス) id: 71778051d3 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - アニフゥさん» 大まかな内容しかわからないですが検討してみます! (2018年7月6日 0時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
アニフゥ - 僕のヒーローアカデミアは知ってますか?ぜひ良ければ暗殺教室が終わったら、ヒロアカとコラボするのが読みたいのですが、どうしすか? (2018年7月6日 0時) (レス) id: 71778051d3 (このIDを非表示/違反報告)
アニフゥ - スッゴく面白いです!更新頑張ってください楽しみにしてます! (2018年7月5日 23時) (レス) id: 71778051d3 (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - とても面白いです!更新頑張ってください 続き楽しみにしてます! (2018年7月4日 11時) (レス) id: d3ed948d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月27日 21時