鬼と暗殺 五【文スト×暗殺教室】

２３７． ページ38

そしてAは今、武装探偵社のビルの前まで来ていた。



『あまり気が進みませんが……』



ビルに足を踏み入れ、探偵事務所の扉の前に到着する。



そして、ドアを何度か叩くとナオミがドアをあけた。



ナ「はーい、どちら様でしょう＿＿＿＿＿＿！？」



ナオミはAの顔を見た途端、驚愕した。



ナ「な、なぜ貴方がここへ……」



谷「ナオミ？どうかしたのか？」



ナ「兄様！来てはいけません！」



『お久しぶりですね、探偵社の皆さん』



Aの声に中にいた社員が驚き振り返る。



国「貴様、何をしにきた！」



谷「ナオミ、こっちにくるんだ」



『私一人なので安心してください、襲撃などではありませんから』



国「騙されると思うか？


貴様はポートマフィアのＮＯ．２だ。


その期になれば一人でも襲撃は可能だ」



『流石です、ではご希望通り個々を襲って差し上げましょうか』



Aがにやりと笑い、国木田は迎撃の構えをする。



江「そんな茶番は良いからさ、早く用件を言えば？」



乱歩の一声に国木田は少し戸惑う。



『流石は名探偵、何でもお見通しですか』



江「今は太宰はいないよ、恐らくまだ自宅にいると思うけど」



『そうですか、ならここへは無駄足でしたね


お騒がせしました、では私はこれで失礼します』



Aは探偵社に背を向けその場を去った。

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