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それからカフェや美術館、海や街中などを歩き満喫した。
もう日も暮れていて、街はネオンが輝いていた。
中「夕飯とするか」
『そうね、行きましょ』
そう言って中也が向かった場所は、ホテルの最上階に位置するディナーだった。
『中也こんなところ知っていたのね』
中「いずれお前と行こうと思って探してた場所だ、気に入ったか?」
『ふふ、もちろん』
Aは夜景を眺めながらワインに口をつける。
『今日はとても楽しかったわ、またどこか行きましょうね』
中「これから嫌ってほど連れ回してやるさ」
『それは楽しみね』
その日は少し大人なデートを堪能し、二人の心はより一層深まった気がした。
帰り道、少し名残惜しかったAは中也にわがままを言って遠回りして家に帰った。
家に着いた途端、中也はAに口づけをする。
『ん……中也……』
中「今日はお前がいなかった4日分、ちゃーんと俺につきあってもらうからな」
そのまま中也はAを抱きかかえ、寝室に向かった。
その後の事はもうお分かりだろう。
激しく愛し合う二人はどんどんお互いに溺れていく。
Aは腰の痛みなど気にせず、ただ中也を求め続け、中也もまたAを求め続けた。
二人のシルエットは夜の闇夜に溶けていくようだった。
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ロウ - 続きが早く読みたいです! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - お願いします!続きお願いします (2018年6月18日 23時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - はやくっはやくっ続きが読みたい! (2018年6月18日 22時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
??? - すみません。裏切りはリクエストが来てもやらない方が良いと思います。裏切りは抑キャラヘイトで違反行為ですし…… (2018年6月18日 17時) (レス) id: 9dd88625f4 (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 早く森鴎外からのお仕置きが見たいです! (2018年6月17日 22時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月16日 23時