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65. ページ16

気絶していた男子生徒が目をさましていく。



杉「いっててて……」



渚「っ……」



奥「皆大丈夫ですか?」



渚「よかった、奥田さんは無事だったんだ」



奥「ごめんなさい……思いっきり隠れてました」



業「いや、それで正しいよ」



そこで全員、Aの存在に気がついた。



渚「A先生?」



杉「先生なんでこんなとこにいるんだ?てゆーか、着物めっちゃ似合ってんじゃん」



業「先生の出張先ってここだったんだね、その男の人は誰なの?」



赤羽は首領に目を向ける。



『この方は私の上司ですよ』



奥「ということは、マフィアの首領ということですか…?」



渚「この人が……」



森「初めましてだね、私は森鴎外。赤瀬君をE組に派遣したのは私だよ」



杉「その女の子は?」



エ「私はエリス!よろしくね!」



エリスは満面の笑みでそう言った。



『それより、攫われた生徒達を救出するのが先決です


どうやら犯人の学生は犯罪慣れしているようで、盗んだ車で移動したようです』



森「君なら探し出すことは容易だろう?


すでに心当たりがあるのではないかね?」



『土地慣れしていない者はそうあまり遠くには逃げません。


ましてや高校生の考えることなど手に取るようにわかりますよ。


大方、近くの廃墟の建物に隠れているのでしょう


探し出すことは容易ですよ』



森「では早速行こうか、我々も早く帰らねばからないしね」



Aと首領は歩きだした。



業「待ってよお二人さん、助けてくれるのはありがたいけどさ、どうしてマフィアがたかが中学生を助けてくれるわけ?


A先生の考え方ならさ、俺たちを助ける利益なんてないんじゃないの?」



『利益ならありますよ』



業「?」



『貴重な人材を減らすことは、極力避けたいのです。


私の任務はあくまであの生物を殺すこと


そのために役立つものなら手元に残しておくのは当然でしょう』



Aの言った言葉は冷たかったが、渚達にとっては少し心強く感じたのだった。

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ロウ - 続きが早く読みたいです! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - お願いします!続きお願いします (2018年6月18日 23時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - はやくっはやくっ続きが読みたい! (2018年6月18日 22時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)
??? - すみません。裏切りはリクエストが来てもやらない方が良いと思います。裏切りは抑キャラヘイトで違反行為ですし…… (2018年6月18日 17時) (レス) id: 9dd88625f4 (このIDを非表示/違反報告)
ベコ(プロフ) - 早く森鴎外からのお仕置きが見たいです! (2018年6月17日 22時) (レス) id: 7f4e6905fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年6月16日 23時

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