鬼と暗殺 二【文スト×暗殺教室】

６４． ページ15

それから三人は祇園に行くことにした。



エ「リンタロウ！あそこに誰かいるわよ！」



森「あれは舞妓さんだねえ、東京で言うところの半玉さんだよ」



エ「すごく綺麗な人達ね！」



舞妓さん達は目を輝かせてみているエリスに微笑んだ。



そんな時、ふと祇園の裏に入っていくＥ組の生徒を見かけた。



『今日はそういえば自由行動の日でしたね……


(あんな場所に警戒もなしに入っていくとは、少し後をつけてみますか)』



Aは舞妓に夢中になっているエリスとエリスに夢中になっている首領から一旦離れ生徒達の後をつけることにした。



すると裏の方がなにやら騒がしいのが気がついた。



そこには倒れている赤羽と渚と杉野、そして三人を心配している奥田がいた。



『一体何があったのです』



奥「A先生？！ど、どうしてここに……」



『他の女生徒はどこに？』



奥「じ、実は……」



先程起こったことを全て聞いた。



『なるほど、ゲスな輩もいたものですね』



森「Aちゃん、急にいなくなるから探したよ」



『森さん、すみません』



森「ん？この子達はＥ組の生徒達だね。倒れているが何かあったのかね？」



『それが、修学旅行に来ていた高校生に襲われたようで、女生徒も何人か連れ去られてしまったようです』



森「なるほど、それで女の子達を守ろうとした彼らが返り討ちにあってしまったというわけだね」



首領は彼らの怪我を見ている。



森「ふむ、頭に衝撃を加えられて一時的な脳震盪を起こして気絶しているだけのようだね」



さすがは医者であっただけのことはある。



森「将来性があるこの子達は助けるに値する。


赤瀬君、攫われた子達の救出を」



『かしこまりました』

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