鬼と暗殺 二【文スト×暗殺教室】

７６． ページ27

そして沈黙の後、始めに口を開いたのは国木田だった。



国「ポートマフィアのトップ２が、なぜここにいる」



国木田を初めとする太宰以外の武装探偵社は警戒心をむき出しにしていた。



太「おおーA！ここで出会うなんて運命だねえ！」



『私はあまり会いたくはなかったですがね。


我々はここに観光しにきただけですよ。


我々マフィアだって、旅行くらいします』



森「その通り。それに今我々は停戦中だ。


君らと争う気はないよ」



双方から黒いオーラがにじみでる。



岡野「ちょっと殺せんせー、止めてきてよ！」



矢「ここであの人達が戦ったらこんな旅館すぐに壊されちゃうよ！」



殺「そ、そうは言ってもですね、先生あの間に入っていくのはちょっと怖いというかなんというか……；」



寺「びびってんじゃねえよ教師が！」



殺「し、仕方がありませんね……ここは私がバシッと止めてみせましょう！」



殺せんせーは双方の間に入っていく。



殺「どちらとも、ここでの喧嘩は生徒達に危害が出てしまいますので＿＿＿＿＿」



「「あぁ？」」



探偵社とマフィアからの威圧に殺せんせーはメンタルをやられてしまった。



殺「シクシク……先生メンタル弱いんですから優しくしてくださいよ……」



渚「；；；


なんて頼りない先生なんだろう……」



そこで烏間が間に入っていく。



烏「ここでの騒動はやめてくれるか、生徒だけでなく一般客にも被害が出てしまう」



国「……それもそうだな」



谷「国木田さん、いいんですか？」



国「烏間さんの言った通りだ、ここで暴れて社の看板を汚すわけにはいかない」



『我々も無益な争いは避けたいですから』

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