３１． ページ32
『ここがこうなります、理解しましたか？』
敦「はい、なんとなく……」
『なんとなくでは困るのですがね、まあ最初に比べれば上出来です』
敦「でもここってテスト範囲外ですよね？」
『余分に覚えておいて損はないですよ
それに貴方は意外に呑み込みが早くて教えやすいので』
Aは敦に微笑んだ。
敦「(なんだ、この人も笑っていればただの綺麗な女性なのに……)」
その時、教室の扉がガラッと開けられ、残っている生徒達はそちらに注目した。
太「あぁ敦君こんなところにいた、帰りが遅いから国木田君に使いっ走りさせられたよ」
現れたのは太宰だった。
敦「太宰さん！すみません、明日テストなので残って勉強していたんです」
太宰はAの方を見る。
太「え？もしかしてAに？」
敦「はい……」
太「ふぅん、いいなぁ敦君Aとお勉強なんて」
殺「えーっと、貴方は敦さんと同じ武装探偵者の人ですか？」
太「これはこれは、初めまして。私は太宰治です。うちの敦君がお世話になっています」
敦「だ、太宰さん……；」
『はぁ……敦さん、今日はもういいでしょう。
このくらいやっておけば明日は問題ありませんよ』
敦「あ、ありがとうございました」
太「では帰ろうか敦君、またねA」
太宰は敦を連れて帰っていった。
『殺せんせーお騒がせしました』
殺「いえいえ、貴方はあの方ともお知り合いなのですか？」
『私も彼も横浜に暮らしていますからね、知り合い程度ですよ』
殺「ふむふむ……
A先生、少しお話よろしいですか？」
『構いませんよ』
Aと殺せんせーは教室を出た廊下で話しをした。
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あやとり - とても台本感が強くて違和感があります。がんばってください。 (2018年10月8日 11時) (
レス) id: a2644d178c (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - 紫陽花さん» 治ってます！お騒がせしました。 (2018年7月31日 9時) (レス) id: d3ed948d91 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 化け猫さん» 私の方ではちゃんとなっているんですけどね(汗)もう一度確認お願いしてもいいですか？ (2018年7月30日 12時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - いつも楽しく拝見しています ここの作品だけ何故か続編に行けなくなってますよ？ (2018年7月30日 11時) (レス) id: d3ed948d91 (このIDを非表示/違反報告)
ロウ - 待ってめちゃくちゃ面白いです！次が楽しみ過ぎて仕方ないです！ (2018年6月16日 23時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年6月13日 22時
