２４． ページ25
翌日＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
今日は中也は朝から仕事で来られないため、朝は部下に送ってもらった。
「帰りも私がお迎えにあがります」
『えぇ、ご苦労様です』
黒服の構成員はAに会釈し、本部に戻った。
『却説……』
業「あっれー？A先生じゃん。先生って車でここまで来てんだね」
そこにはＥ組の生徒である赤羽業がいた。
『業君、おはようございます』
業「先生ってもしかしてどっかのお嬢様？毎朝送り迎えなんて贅沢だねぇ」
『あれはたまたまこの辺で仕事をしている知人がついでに送ってくれているだけですよ
ほら、早く学校に行かないと遅刻してしまいますよ』
業「ふぅん、ま、いいか」
Aが歩き出すと、赤羽も一緒に歩き出す。
『(やっぱりこいつは何かに感づいていますね……
ボロを出さないように注意しなくては)』
山を登り、Ｅ組の校舎に到着する。
業「先生って体力あるんだね、普通こんな山道登ったら疲れるものなのに」
『以前の職場では力仕事もありましたからね、このくらい平気ですよ』
業「へぇ〜前の仕事は何してたの？」
『只の事務員ですよ。さぁ貴方は早く教室に行きなさい』
業「は〜い」
赤羽はAに背を向け教室に向かった。
するとその時＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
後ろから只ならぬ気配を感じ、咄嗟に防衛体制をとる。
『！
……渚君？』
振り返るとそこにいたのは渚だけだった。
渚「A先生？お、お早うございます」
『(さっきの気配はこの子のものなの？)』
渚「A先生？」
『お早うございます渚君、もうＨＲが始まりますので早く教室に行きなさい』
渚「あ、本当だ。じゃあ先生、また後で」
渚も教室に走って向かった。
『……彼の他には誰もいなかった。
ということはやはりあの刺すような冷たい気配を出していたのはあの子……？
ふふ、これは少し楽しくなってきそうですね』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 655人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あやとり - とても台本感が強くて違和感があります。がんばってください。 (2018年10月8日 11時) (
レス) id: a2644d178c (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - 紫陽花さん» 治ってます！お騒がせしました。 (2018年7月31日 9時) (レス) id: d3ed948d91 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - 化け猫さん» 私の方ではちゃんとなっているんですけどね(汗)もう一度確認お願いしてもいいですか？ (2018年7月30日 12時) (レス) id: a94eac29fd (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - いつも楽しく拝見しています ここの作品だけ何故か続編に行けなくなってますよ？ (2018年7月30日 11時) (レス) id: d3ed948d91 (このIDを非表示/違反報告)
ロウ - 待ってめちゃくちゃ面白いです！次が楽しみ過ぎて仕方ないです！ (2018年6月16日 23時) (レス) id: 15eeb3cf2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫陽花
| 作成日時：2018年6月13日 22時
